本日は馬の諺（ことわざ）について勉強していきましょう。（我ながらよくアイデア浮かぶなぁ 笑）では、解説付きでレッツスタディ～！

【馬が合う】
性格が合う。気がよく合う。意気投合することのたとえ。

◎人馬一体と言いますね。競馬の場合は正に人馬一体になった時に馬の能力が最大限に発揮されます。たまに、馬を全く制御出来ずに手綱を引っ張りぱなし、なんて騎乗を見かけますが、あれはよほど”馬が合わない”のか、単なる下手くそかのどちらかです（笑）

【将を射んとせば先ず馬を射よ】
目的物を得るためには、その周囲にあるものから攻めて掛かるのが早道である、という意味。

◎戦国時代なんか正にこれです。そう言えば、騎馬戦も馬が崩れたら負けですよね。同じ意味に「ラオウを射んとせば先ず黒王を射よ」と言うのがあります（笑）私のオリジナルです。

【人間万事塞翁が馬】
人生の禍福・幸不幸は変転して定まりのないものである、というたとえ。 昔、国境の塞（とりで）近くに住んでいた翁の馬が胡の国に逃げてしまった。その後、数ヶ月たって、その馬が胡国の名馬を連れて帰って来た。 ところが、翁の子が喜んで乗っていると、馬から落ちて足に負傷した。一年後に胡人が攻め込んで着た時、国中の若者は皆戦いに出て戦死したが、 翁の子は足を引きずっていたために、兵役を免れて無事であった、という故事による。

◎なるほど。実に面白い！（古い？）そう、人は悪い出来事にクヨクヨしてばかりではいけないのです。たとえ競馬に負けても、ポジティブに！

【牛も千里 馬も千里】
巧いか下手か、遅いか早いかの違いはあっても、行きつくところは結局同じである。 慌てる事はないというたとえ。

◎牛も千里、馬も千里、大江千里・・・
あ、こういうのいらない？(･･;)人生で大事なのは「慌てない、慌てない、一休み、一休み」（古いなぁ）

【生き馬の目を抜く】
生きている馬の目玉を抜き取る、という意味から、他人を出し抜いて、すばやく利益を得ることのたとえ。

◎厚切りジェイソンが「ひでぇだろ～～、残酷過ぎだろ～～」とか叫びそうな諺ですね（笑）皆さんは他人を出し抜くのはやめましょう。なぜなら、ギャンブルの神様は見ていますから！（コラムその35参照）

【空馬に怪我なし】
何も持っていない者は損のしようがない、という意味。

◎空馬とは騎手が落馬した後の馬を指しますよね。ん？って事は、馬券を買った私達は完全に損してますやん(´Д` )

【桂馬の高上がり】
将棋の駒の桂馬は、駒を一つ飛び越して斜め前に進む事ができ、独特な働きもする代わりに、真正面、横、後ろへも動けないので、前に出過ぎると頭に歩を打たれてむざむざ死んでしまうことも多い。 身分不相応な地位に上がったために、もろくも失敗することがある、という意味。

◎本当そうですよね。人は分相応が良いのだと思います。競馬もそう。無理して実力以上の賭け方は失敗の元です（笑）

【馬の耳に念仏】
馬が念仏などを聞いても、少しもありがたがらないことから、意見などを言っても聞き入れようとせず、無駄であること。

◎なんだか、馬がディスられるような扱いの諺が多いと思うのは私だけ？（笑）同義語に猫に小判、豚に真珠、がありますね。

【馬耳東風】
「東風」つまり春風が吹くと人は喜ぶが、馬には何の感動もない、ということから、 人の意見や批判などを、気にとめず聞き流す、という意味。

◎また、ディスられてる（笑）馬だって感情があるんだよ！先週のコラムでやったばかりでしょ！って言いたくなります。私はいつだって馬と女の子の味方です(^ ^)

【馬子にも衣装】
「馬子」は昔、馬を引いて人や荷物を運ぶことを職業とした者のことで、 馬子でも立派な服を着れば、相応な人物に見えるという意から、 身なりだけ繕っていることを、皮肉に、また好意的に言う語。

◎これ「孫にも衣装」と間違えてる人多いんじゃないですかねf^_^;可愛い孫にはどんな衣装着せても似合う、みたいな。でも本当は、「馬子」と書きます。知らなかった方、ここで覚えておきましょう。

【駑馬十駕 ( どばじゅうが )】
才能の劣った者も、努力を続けるならば、賢人に追いつくことができるというたとえ。 「十駕」は、十日間馬に乗って走らせること。のろまな馬も十日の日程をかければ、一日に千里を走る名馬に追いつくことができる、という意味。

◎なるほど。良い言葉ですね(^ ^)「努力は必ず報われる」高橋みなみでございます
（笑）

今回紹介した諺には全て「馬」の文字が入ってます。特に競馬されてる皆さんには馬の諺を是非覚えて貰いたいです。いやぁ、諺って本当良いもんですよね。それではまた、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ（だから古いんだよな 笑）