すべてのホースマンの夢「日本ダービー」。正式名「東京優駿」。ダービーを制した騎手は「ダービージョッキー」調教師は「ダービートレーナー」の称号を得ることが出来る。他にも馬主、厩務員など競馬に関わる全ての人はいつでもダービーを夢見ている。それだけダービーというレースは特別なレースであり、最高の栄誉とされているのだ。
日本ダービーは3歳馬限定のレース。つまり一生に一度しか出ることの出来ない貴重な一戦である。同世代8000頭とも言われる競走馬の頂点を決めるレースであり、複数回のステップレースを勝ち抜いてきた強い3歳馬達が集まる。正に群雄割拠のハイレベルなレースなのだ。
日本ダービーは、イギリスのクラシック競走の一つ「ダービーステークス」を模範に、1932年に設立された三歳馬限定のクラシック競走。1948年(昭和23年)からは名称を「優駿競走」に変更、1950年(昭和25年)からは名称を現在の「東京優駿」に変更、また「日本ダービー」という副称も付けられ正式名称を超える競馬の代名詞となるに至った。
日本ダービーは皐月賞に続く二冠目のレースで「もっとも運の強い馬が勝つ」などとも言われている。春の皐月賞、秋の菊花賞と合わせて三冠競走(クラシック)と呼ばれ、旧レース名時代も含めて過去に三冠馬となったのは、セントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴルの7頭のみである。
ここで、グレード制が導入された1984年以降の歴代ダービー馬を振り返ろう。
2017
2016 マカヒキ牡3良2:24.0[差]
2015 ドゥラメンテ牡3良2:23.2[差](R)
2014 ワンアンドオンリー牡3良2:24.6[先]
2013 キズナ牡3良2:24.3[追]
2012 ディープブリランテ牡3良2:23.8[先]
2011 オルフェーヴル牡3不2:30.5[追]
2010 エイシンフラッシュ牡3良2:26.9[差]
2009 ロジユニヴァース牡3不2:33.7[先]
2008 ディープスカイ牡3良2:26.7[追]
2007 ウオッカ牝3良2:24.5[差]
2006 メイショウサムソン牡3稍2:27.9[先]
2005 ディープインパクト牡3良2:23.3[差]
2004 キングカメハメハ牡3良2:23.3[先]
2003 ネオユニヴァース牡3重2:28.5[差]
2002 タニノギムレット牡3良2:26.2[差]
2001 ジャングルポケット牡3重2:27.0[差]
2000 アグネスフライト牡3良2:26.2[追]
1999 アドマイヤベガ牡3良2:25.3[追]
1998 スペシャルウィーク牡3稍2:25.8[差]
1997 サニーブライアン牡3良2:25.9[逃]
1996 フサイチコンコルド牡3良2:26.1[先]
1995 タヤスツヨシ牡3良2:27.3[追]
1994 ナリタブライアン牡3良2:25.7[先]
1993 ウイニングチケット牡3良2:25.5[差]
1992 ミホノブルボン牡3稍2:27.8[逃]
1991 トウカイテイオー牡3良2:25.9[先]
1990 アイネスフウジン牡3良2:25.3[逃]
1989 ウィナーズサークル牡3良2:28.8[先]
1988 サクラチヨノオー牡3良2:26.3[先]
1987 メリーナイス牡3良2:27.8[先]
1986 ダイナガリバー牡3良2:28.9[先]
1985 シリウスシンボリ牡3重2:31.0[先]
1984 シンボリルドルフ牡3良2:29.3[先]
(2015年(R)はダービーレコード)
正に競馬界を代表する名馬達がズラリと顔を揃える。記憶に新しい馬もいれば、懐かしい馬もいる。本当に震える程に豪華なメンバーだ。
日本ダービー。すべてのホースマンの夢はまだまだ終わらない。そして今年2017年「第84回 東京優駿」の栄冠に輝く馬は果たして。。
今年のダービー馬、私的には
◎レイデオロ
○スワーヴリチャード
▲ブレスジャーニー
ですかね。
でも今年は混戦です。一発狙いの馬が持っていく可能性もあると思います。
その前に、まずは皐月賞ですね!
それでは、本日のコラムはこの辺で。。
~追記~
私が一番印象に残っているダービーはやはり2007年のウオッカですかね。1943年のクリフジ以来、64年振りとなる牝馬によるダービー制覇。本当に強くてカッコ良かったなぁ。
皆さんにとって思い出のダービーは、そしてダービー馬はどれですか?良かったらコメントで書いていって下さい(^ ^)
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