今日で4月も終わり、明日からは5月になります。 桜の花が終わる頃、ウチの狭い庭で、とんでもなく小さい白薔薇の大群に見舞われています。その薔薇は野生種で一季咲き、花経はわずか2~3㎝ほどの白い花を枝の回りにいっぱいに咲くオールドローズと言う種類です。まるで房のように重なりあうしだれ桜のような白い小さい花たち。うちを訪れた人にこの木は何という木ですか、とよく聞かれました。薔薇の木とは思わなかったようです。この木を買ったのは育て易く、病気に強い薔薇はないかなと探していたら、園芸店の薔薇のコーナーの片隅に頼りなげに立てられいた木でした。病気に強い薔薇というメッセージがぶら下がっていました。思わず「これはどれくらいの大きさの花が咲くのですか」と聞いたら、タンポポくらいの小さな花ですと返答がありました。へぇ…そんな小さい花しか咲かないのですか。すると店の人はそれも白い花がたくさん咲きますよと付け加えてきました。 値段も手頃で育て易く、病気に強い薔薇なら買ってみようと思ったのでした。 それが、今は庭を占領するほどの勢いで、白い花で出来た屋根の下を通らなければ玄関にたどりつけなくなっています。
ただ、この薔薇の木の良いところは枝にトゲが無いところ。
薔薇の花は改良され、大輪の鮮やかな薔薇を大切に育てている家庭を見かけます。ウチのバラは改良される以前の世界中の里山に咲いている、野生植物だったのです。
野生化してしまった我が家の庭の手入れが大変です。花が散ったあとの大量の花のごみ掃除。咲いているうちに枝を切ることにしています。
育て易く病気に強い自然体験をしたあと。手がかかることを思い知らされました。
明日からはいよいよ菖蒲の季節、5月に入ります。四季折々の花を楽しむ日本では庭の片付けをしなければと焦ってしまいます。それでこの野生のバラたちの枝をバッサリ! それでも来年も元気いっぱいに咲いてくれるでしょう…このバラたちは(^-^)v
以下の対応が可能です。
※ミュート機能により非表示となった投稿を完全に見えなくなるよう修正しました。これにより表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。