昨年のホープフルSの1着馬レガレイラと2着馬シンエンペラーは、私にとって心躍る2歳馬でした。イイ脚で走っていたシンエンペラー、なかなか強そうな馬だなと見ていたら、直線に入ってからだったか、何だか遊んでしまい、その分、外から勢いよく捲ってきたレガレイラに追い抜かれ、2着になってしまいました。人間に例えると、レガレイラのスカートめくりにはしゃいでる子供っぽい男子シンエンペラーと、そんなはなたれ小僧を相手にせず、優秀な成績を収める真面目なレガレイラといった感じで、何とも微笑ましい2頭でした。
そしてホープフルS史上初の牝馬の勝ち馬となったレガレイラは、皐月賞とダービーを目指すことに。この挑戦は競馬ファンとしてはもう興奮モノでした。シンエンペラーも、クラシックロードに乗りました。シンエンペラーはホープフルSで遊んでしまったことで、こっぴどく人間に叱られたのか、弥生賞は妙に大人しくて、ションボリしてました(笑)それでも結果は2着と、まあ合格点な競馬。一方レガレイラは皐月賞に直行。
皐月賞はシンエンペラー5着、レガレイラ6着。
そしてダービーはシンエンペラー3着、レガレイラ5着。超スローなダービーで、シンエンペラーは中団辺りから伸びて、馬券内に入ってきました。確実に成長していると思いました。レガレイラは上がり最速で頑張りましたが、牡馬の中で走らせるのは、何か限界のようなものを感じました。
そして今週2頭共秋初戦を迎えました。
シンエンペラーは凱旋門賞を目指して、愛チャンピオンSに出走し、ヨーロッパの強豪たちを相手に3着と健闘。直線で前が詰まってしまい、もうダメかと思われるほど厳しい状況になりましたが、坂井騎手が外に持ち出して前が空いたら、見上げた勝負根性を見せ、3着の座を死守。
そしてレガレイラは初めての牝馬限定のレース、ローズSに出走。応援の気持ちもあり、レガレイラを本名にしましたが、何かイヤな予感はしました。ずっと牡馬と戦ってきて、気持ちが疲れてないかと。そのせいか分かりませんが、スタートから前に行こうとしない感じで様子が変だなと思いました。そして結果は上がり最速にも関わらず5着。個人的な感想ですが、牡馬クラシックに出走したことが裏目に出てるのかなと、何とも切なくなりました。
ホープフルSの、心躍るあの1着馬と2着馬の、運命を考えてしまう土日競馬でした。
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