インドのバイオレンスアクションムービーです。
長距離列車に乗った主人公の男が列車強盗に遭う話です。その列車には主人公の恋人とその家族も乗っていて、強盗団に命を狙われます。軍人である男は、恋人とその家族を守るため、40人くらいいる強盗団と戦うのですが、そのアクションシーンがスゴイッ!狭い列車内での、迫力と緊張のシーンがこれでもかってくらいに繰り広げられてます。緩急のある展開で、正にアップダウンの激しいジェットコースターのような映画です。
しかしこの映画、ただのアトラクションムービーではありません。愛のために鬼となる主人公の姿が、深いテーマを語ってます。愛する人が殺される姿を見て、男は、ちょっとこちらが引いてしまうほど、残酷に強盗団たちを殺していきます。強い愛が男を鬼にする…。タイトルにある超覚醒とは、おそらく男の中の鬼(悪)が目覚めるということだと思います。このテーマはハリウッド映画の『ダーク・ナイト』に通じるものがあります。
思うのです。愛が無くなれば、戦いも無くなると。人は国を愛する気持ちや、神を愛する気持ちから戦争を起こします。母親は愛する我が子を守る為に、子供に危害を与える者と戦います。愛が無ければ戦いも起こらない。でもその代わり、この世は何とも味気無い世界になってしまうでしょう。
愛は温かいものでありますが、恐ろしいものでもあると思います。本作はその愛のバイオレンスな面を描いてます。そこに一番共感しました。
「愛は地球を救う」と叫んでるような、どこかの薄っぺらいテレビ局の人に観てもらいたい映画です(笑)
「愛は地球を滅ぼす」…それくらい激しく、恐ろしいものでもあるのです、愛は。
※本作はかなり刺激の強いバイオレンスシーンが多いので、覚悟して観た方が良いと思います。
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