ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』全話見終えました。
原作より面白かったです。原作は主人公の回想形式で、その語り口で、レースの結果や人物たちの関係の変化などが想像ついてしまうのです。何が起こるのが分からないのが競馬の魅力なのに、なんで回想形式にしたかなと、不満でした。正直原作は私にとって、ガッカリなものでした。しかも主人公の栗須が自分の苦手なタイプの男でして…。ドラマでもありましたが、「ホープが勝ったら結婚しよう」とか加奈子に言うとこも、何この人、男のクセに少女漫画の読み過ぎじゃない?と、イヤな鳥肌が立ちました。それに自分の人生、馬に背負わせるなよ、そんなの馬も迷惑!だいたいこの男、自分に酔ってる!ああ、イヤイヤ!となってしまいました(笑)
ドラマは時系列。回想にしないだけで、こんなに面白くなるかと勉強になりました。原作を換骨奪胎した脚色が良く、脚本家の手腕を感じさせました。人物たちも各々感情を持った人間として描けていて、原作では一滴も涙は出ませんでしたが、ドラマは毎回涙が出ました。本当に脚本が上手いと感心してしまいました。
で、このドラマ、我々お馴染みの騎手や調教師の方々がご出演されてましたね。なんか家族がドラマ出演しているようなドキドキと小っ恥ずかしさがありました(笑)印象に残ったのは…
北村友騎手…馬に乗るだけのシーンでしたが、北村さん、終始顔が照れてた…プロの俳優じゃないんだからそうなるよねという気持ちで見守りました(笑)
武騎手…何でも器用にこなせそうな人ですが、慣れないことさせられてる感があり、弱冠ぎこちなさが出てました。
矢作調教師…台詞の後、こんなんでいいのだろうかと、不安げにスタッフの存在を感じさせる視線になってました。これは俳優としてはイケマセン(笑)
坂井騎手…ロイヤルファミリーのライバルの馬の騎手役で、なかなか様になる演技を見せていて、おっ!って思いました。見栄えもまた良し!
ルメール騎手…私はこの方に最優秀ジョッキー俳優賞をあげたい!ライバルの騎手と視線を交わし合うシーンは我に返ることなく見事にドラマの中のルメール騎手を演じ切りました。ちゃんと芝居してた!そしてアップの映像に耐えられる整ったお顔がプロの俳優に負けてませんでした。
と、ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』大いに楽しませていただきました!
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