去年だったと思うが、世界一黒い物質が作り出された。ヒントとなったのは白い甲虫の翅の構造だった。
上:
世界一黒い物質
「ベンタブラック」
下:
世界一白い甲虫
「シホキルス」
光の反射を99%以上抑える物質。普通の黒い紙ならグシャグシャのシワを作れば光の加減で凸凹が見えるが、アルミホイルに塗られた黒い物質は単なる黒い穴に見える。多少角度を変えても単なる黒い穴。
ヒントになった白い甲虫「シホキルス」は、ネットでは「とにかく白いカブトムシ」と紹介されている。
まあ、どう見てもカブトムシじゃなくコガネムシなのだが(笑)、翅の構造があらゆる可視光線を乱反射させるらしい。
黒い物質を実際にどう利用するのかはこれからの課題だが、光の侵入を抑えなければならない現場(どこかにあるだろうか?)での使用となる。
逆に、白いコガネムシは何のためにこのような進化を遂げたのか?昆虫マニアとしてはそっちが気になる。
( ̄▽ ̄;)
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